RESTORATION

修復理念 PHILOSOPHY


保存修復・・・・歴史的価値や文化財的観点から損傷の進行を阻止することに主眼をおき、将来再修復する必要が生じた場合二対応できるような方法で修復を行ないます。使用接着剤も使用実績が認知されている例外を除き化学樹脂系のものは使用しないなど、修復材料も可能な限り制作当時のものを使用します。

完全修復・・・・損傷を受けた場所がまったくわからないように修復する方法で、多くのものがこの目的で修復されます。損傷を受けた部分の修復しても、全体の価値が損なわれず反対に増幅させることを目的とし、修復材料も漆以外塗料や代替材料などは排除しています。

修復の種類 TYPE

  • 木地の損傷⋯木地が割れたりヒビが入ったもの、また木地が欠落したもの               
  • 塗りの損傷⋯漆にヒビや浮いたり陥没したもの、また欠損したもの
  • 蒔絵の損傷⋯蒔絵面に傷やヒビなど剥離脱落したもの、また金銀板が浮いたり剥離したもの
  • 螺鈿の損傷⋯貝の剥離や脱落したもの
  • 漆器の付属品の損傷⋯欠損修理その他付属品の復元補充
  • その他⋯艶が消えたものの磨き直し等々